平成27年度 教職員向け研修会

 7月29日(水)ウインクあいちにて、『学校教職員向け研修会』が開催されました。2001年から開催されているこの研修会も今年で15回目となりました。今年も愛知県、岐阜県の養護の先生を中心とする関係者の方等71名の多くの方が参加されました。
講師 杢野医院 杢野先生 子ども達は学校での生活時間が長く、学校教員の1型糖尿病に対する理解は快適な学校生活をおくる上で不可欠です。こうして研修会を開催し多くの先生方に参加いただくことで正しい知識を得ていただける事は本当にありがたいです。
 1型糖尿病の基本的な説明、 1型と2型の違いなどを杢野医院の杢野先生に講演頂き、体験談を患者家族の棚瀬朋子さんからお話頂きました。体験談発表 患者家族 棚瀬朋子 さん
 学校での病気に対する理解度も年々向上してきているように思われます。一人でも多くの子ども達が安心して学校生活を送れるように今後もこの研修会を開催していきたいと思います。
 また本研修会において、日本イーライリリー株式会社様より資料収納用の封筒と冊子のご提供を受けました。ここに記して感謝いたします。

★先生方の感想 (一部 )★

  • ​​​ 毎年同じ時期、似た内容で開いてくださるので有難いです。忘れないように度々研修会に参加させていただいています。本校の1型糖尿病の子・保護者にもキャンプの紹介などしていますが、参加には至っていません。かかりつけDr.からも紹介されているということなので、この会が広く知られていて、きめ細かなフォローがされること心強く思っています。都合のつく限り出席し、子どものために力を尽くせる養護教諭になりたいと思います。
  •  保護者と面談をした際、「とにかくなんでも他の子と一緒にやらせたい」とのご希望があり、「もちろんです」とお答えする反面、大丈夫なのか不安に思うこともありましたが、今日の講演を聞かせて頂き、私たちの支援があればなんでもやらせてあげて良いということが分かり、安心しました。今後お話をする際は、もっと寄り添った対応ができるよう、努めていきたいと感じました。ありがとうございました。

© 2005 つぼみの会 愛知・岐阜